”才色兼備”講座

賢く生きる女性のための金融知識【住宅編】

水谷 圭一

米田会計事務所

賢く生きる女性のための金融知識【住宅編】

 

米田1

 

今回は、『賃貸と持ち家と、どっちがよいか?』をおカネとライフプランの両面から比較してみたいと思います。


あくまでも、私の主観的な意見であることをご理解いただき、ご参考にしてみてください。

 

実はこの問題ですが、比較するのがスゴク難しいんですね。

仮に

   4,000万円の家を建て、借入金利2%、借入期間35年返済で住宅ローンを組むとしましょう。

 


すると

●毎月返済額   約132,505円
●返済総額   55,652,100円
       (132,505円/月×12か月×35年)

となります。

 


私の経験上、同じ条件の家に賃貸で住む場合は、おそらく毎月の賃料は、

132,505円より高くなるでしょう。

 


そこで節約しようと、40歳の人が80歳まで賃貸で済ますとして、家賃100,000円のところに住めば、

 

●毎月賃料     100,000円
●40年間の総額  48,000,000円  
        (100,000円/月×12か月×40年)

となります。

 


賃貸派は「持ち家よりも家にかける費用が少なくできてトクだ!」という方もいれば、
持ち家派は「家は資産となり、住宅ローン終了後に家を売却して回収すれば48,000,000 円より
少なくなるはずだ!」と考える人もいるでしょう。

 

人によってとらえ方が異なるため、おカネの面だけでは、比較することが難しいようです。
ですから、私は、老後のことを踏まえたライフプランの面から検討してみることをおススメします。

 

ライフプランをご提案するときに必ず質問するのが、

「仮に住宅を購入する場合、住宅ローンが毎月120,000円。一生賃貸で暮らす場合、家賃なら90,000円だったとします。
賃貸にするなら、この差額毎月30,000円を退職までの間、貯蓄できますか?」

とお聞きします。

 

賃貸の場合、老後の年金生活になった時、この90,000円の賃料が必ず大きな負担になるから、そのために貯蓄しておく必要があるんですね。
その負担が耐えられないと、賃料のためにかなり節約するか、賃料の安い部屋に引越しなどしないといけなくなります。

 


具体的なことを考えていくと、持ち家にする方が良いと判 断する方が多く、私も持ち家をおススメします。
かなり主観的になっていると思われる方もいるかもしれませんが、参考になれば幸いです。

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