最近増えた?つい、うっかり

小池 洋志

医療法人 小池クリニック 理事長

www.koike-clinic.jp/

最近増えた?つい、うっかり

14P タイトル

 

みなさまこんにちは。

 

小池クリニック院長の小池です。

 

今回は最近なにかと話題の認知症について少しお話してみます。

 

 

認知症は急に症状が明確になるわけではありません。

また、ご自身だけでなく身近な方が認知症になっていたとしても、まさか認知症だと思わない、あるいは思いたくなくて隠してしまうことも多いそうです。

 

 

『つい、うっかりしてしまった』とか、『年のせいで最近調子が悪い』といったことで済ましてしまい、対応が遅れることもあります。


今回は、病気とその症状について見ていきましょう。

 

 

認知症にはいくつかの種類があります。

 

まず最も多いのが、全体の6割程度といわれているアルツハイマー型認知症です。

その他にレビー小体型認知症、ピック病に代表されるFTLD(前頭側頭型認知症)などがあります。

治療法も大きく異なります。

 

それぞれの大きな特徴は、

 

 

アルツハイマー認知症

 

①健康で普通の人に見える。(身だしなみが整っている。一人で病院に歩いてくる。愛想がよい。)


②取り繕う。(自分は正常だという病織欠如。もっともらしく振舞う。)

 

③通い慣れた道に迷う。

 

 

 


レビー小体型認知症

 

①動作が緩慢になる。(目をつぶっていたり眠そうにしたりして、こちらを見ていない。)

 

② 体が前かがみで腕が前にあり、腕を振らずに歩く。(体が傾斜していて、ひじが硬くて曲げると抵抗がある。)

 

③幻視、妄想の症状がある。(人がいるような気がする。)

 

④薬剤などに過敏になる。(かぜ薬などが効きすぎる。

 

 


ピック病

 


①態度が横柄になる。(なかなか椅子に座らない、医師の前で腕や足を組む。不機嫌。人まね。突然に手をたたいたり、立ち上がったりする。)

 
②なんでも口に入れる。食べ物をかき込む。同じ字を書き続ける。

 

③ 不衛生な生活習慣になる。(入浴しない。散髪に行かない。化粧をしない。)

 

 


みなさま、身近で気になる方がおられましたら、いつでもご相談ください。
次回はそれぞれの治療法についてお話しますね。

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