”才色兼備”講座

返済金額を少なくする?返済回数を減らす?

水谷 圭一

米田会計事務所

返済金額を少なくする?返済回数を減らす?

 賢く生きる女性のための金融知識 【住宅編】

返済金額を少なくする?返済回数を減らす?

 

今回は住宅ローンなどの繰り上げ返済にまつわるお話です。

 

詳しくご説明したいと考えていますので、今号と次号の2 回に分けて説明していきます。

 


今号では、繰上げ返済をする上で、毎月の返済額を軽減する返済額軽減型と、借入期間
を短くする返済回数軽減型の2つの返済方法がありますが、その効果がどれくらいかとい
うお話をしていきますね。

 

 

 

さて、返済金額軽減型と返済回数軽減型、どちらの効果が高いか?ということですが、

 


仮に借入額4,000 万円、借入期間35 年、借入金利0.875%で住宅ローンを組んでいると
想定してみましょう。※金利は変動なしといたします。

 


住宅ローン減税期間を10年とし、住宅ローン減税が終了した翌月(仮に121 回目)に
400 万円を繰上げ返済したとすると、効果はそれぞれ下記のようになります。

 

15P比較

 


利息軽減額のことを考えれば、基本的には、返済回数軽減タイプの方が45 万円ほど効果が高いことがわかります。

 


ただ、「返済回数軽減タイプで400 万円ほどの繰上げ返済して90 万円ほどの利息軽減になるなら、預貯金のほとんどを繰上げ返済にあてよう!」と考えるかもしれませんが、少なくとも10 年後くらいまでの必要資金をイメージして繰上げ返済をしてください。

 


具体的には、「4 年後に車を買い替える」「もうすぐ家電製品の買い替え時期だ」「子どもがもうすぐ高校受験で教育費が増加していく」などです。

 


繰上げ返済してしまったがために、預貯金がなくなり、車をローンで購入しなくてはいけない、子どもの教育資金を借りることになったなどとなると意味がなくなりますから、ご注意くださいね!

 

15P モニター募集

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