vol16 仙田 忍
PROFILE

抱っこひも収納カバー専門店『LUCA×COH(ルカコ)』代表
仙田 忍

http://lucacoh.com/
『育児をおしゃれにスマートに。ママ起業ママ雇用で世界のママを幸せに。』を理念、コンセプトとして、現在、育児中の必須アイテムとなった抱っこひもをおしゃれにスマートに収納するカバー「ルカコ」を製造し、ネットショップにて販売している。顧客層と同じ育児中のママを雇用して企画、縫製、梱包発送まですべて自社で行うことで心のこもった製品を提供。無駄な在庫を保有せず、100柄以上の商品を販売可能である。100%日本製であることも強みである。こだわりの育児ブランド「ルカコ」を世界のママに向けて発信するため、奮闘中。
◆ネットショップ大賞2013年後期ベビー、キッズマタニティ部門総合1位受賞。◆近畿経済産業局主催、関西 女性起業家ビジネスコンテストファイナリストとして登壇し、8社のサポート賞を受賞。◆大阪府主催、大阪起業家スタートアッパー第4回ビジネスプランコンテスト総合1位受賞。

育児をおしゃれにスマートに。世界のママを幸せに。
ママ起業、ママ雇用で世界に!

小さい頃から縫製やミシンが好きだったので、子育てが一段落したときにそれを仕事にしようと考えたのがキッカケです。最初はお小遣いの5万円でスタートして、生地屋さんで2000円の生地を買ってきて始めました。製造から販売、お客様の対応、発送、クレーム対応と子どもの育児もしながら、必死に寝る時間を惜しんで全部一人でやっていました。

ママ起業、ママ雇用で世界に!

パート代くらいの収入は2~3ヶ月で手にすることができました。ただ、どんどん売れていく中で、1年目くらいで自分の能力が追いつかなくなりました。育児をしながらできることと思ってはじめたのに、育児より仕事ばっかりになって、子どもに迷惑をかけるようになって。子どもや家族を大事にして仕事をしたかったのに、なにか違うなって感じ始めました。そこで、子育てをしている同世代の女性にも働いてもらおうと募集をかけました。短時間労働で、子どもが幼稚園に行っている間だけ働ける、幼稚園のママは10時~13時、大きいお子さんのママは13時~17時、それで17時以降は残業なしというスタイルで募集したら、70名の募集があって驚きました。お金よりも、やりがいがほしかったり、家族や子どもに迷惑をかけない範囲で働きたいっていう人が多いんだということに気づきました。

企業が成長する中で…

ささまざまなビジネスプランコンテストなどを受賞したことで、周りの方に「あっ。ルカコ知ってる!」って言ってもらえるようになったのがすごくありがたいですね。でもいちばん嬉しかったのは、テレビ取材を受けた後、しばらくして子どもに「お母さん、かっこいいね!」って言われたことです。それまでやってることをそばで身近に感じてはいたと思いますが、テレビに出たときに、子どもが周りの人から「お母さん、テレビ出てたね!すごいね」って言われたらしくって。周りのまったく知らない大人が声をかけてくださる、お母さんを褒めてくれているってことが娘にとって、とても嬉しかったみたいで、「世の中の人が認めてくれてる!」って、肌で感じてくれたようです。世間に知られていく過程、第三者からほめてもらえるっていうことを、私だけでなく子どもが喜んでくれた、感じてくれたのはすごく嬉しかったです。

自分のスゴさを認めよう!

女性ですごくいいモノをつくっておられたり、いいコトをされている方がたくさんおられます。ただ、すぐに「自分はスゴくない!」と謙遜して、それを口に出してしまう人が多いと思うんです。SNSとかで他の人がしていることを見て、「私よりスゴい人がいっぱいいるんじゃないか?」と思ってしまい、自分を抑えて仕事にしないとか。でも自分の“スゴい”ところは自信がなくても「私のここがスゴいんです!」と言葉にしてしまえば、結構、環境ができるように盛り上げてくれたり協力してくれたりするんじゃないかなって思います。

自分のスゴさを認めよう!

周りの人に反対されても自分の感性で信じたら、リスクをできるだけ小さくしてあきらめないでやってみることが大事だと思います。私自身もホントにスゴかったわけじゃないので、今でも悩むことがあるし、他人にどう見られているかっていうのは気になりますが、家族や周りの方々に応援してもらって、「よしやってみよう!」と決心し、半年・1年必死にがんばってきて、今は「ホントによかったな!」と実感しています。